続・生きる意味

前回、生きる意味は(答えがあるとしてもないとしても)我々人間にはわからないし、理解できない。と書きました。その続きです。生きる意味はわからないけれど、分からない中でも生き方を模索していきたい。

 

・自分は世界(=宇宙)だということ

 この世のものは、原子、波動でできている。自分も原子の集合体である。「クレオパトラの尿が、今、私の飲んでいるコップの水に含まれている」というフレーズを以前どこかで耳にした。かつて路傍の石ころだった原子が、今の自分に存在するということ。自分の体もいずれ朽ち果てて、別の何かに変化していく。世界は運動を続ける原子の集合体で、自分もその一部であるということ。

 

・世界は形を変えて回り続けているということ

 あらゆるものは形を変えていく。この世は諸行無常である。自分の肉体も同じ。いずれ朽ち果てる。それでも私の肉体を構成していた原子は、形を変え、また別の何かになって世界に残り続ける。死、とは精神が肉体を離れるだけのことである。自分の影響を受けて、自分の死後も世界は回り続ける。

 

・なぜ生きるのか

 諸行無常の流れの中で、偶然にも自分がこの世に生まれた。自分の行動(あるいは行動しなくても)は、世界に影響を及ぼす。そして世界はずっと回り続けていく。

 世界は、自分の影響を受けるために、自分を生み出したのではないか?

 何のために生きるのか、と自分が考えると同時に、世界のほうも自分に対して、お前は何のために生まれてきたのか、お前はどういう影響を世界に与えるために生まれてきたのか?と問うているではないか?

 自分が生まれたことによって、世界は影響を受け、変わっていく。世界はどう変わっていくのか?自分は世界をどう変えていきたいのか?

 自分の選択で世界が変わるなら、自分の望んだ世界にしたい。自分ならではの価値観を大切に、自分ならではの影響を世界に与えていく。自分に生まれたことを最大限主張し、生きていく。人生をかけて、世界に対し、自分の生まれた意味を示し続ける。

 要は、好きなことをやって、好きに生きていく。そして世界を自分の好きなように変えていくために生まれてきた。ということ。

 

10分で書いたので、また今度ちゃんとまとめるかも。